東北関東大震災の当日

3/11の東北関東大震災が起きてから、1週間が過ぎました。
被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。


私たち親子は学生時代の友人宅へお邪魔していました。
あまりの大きな揺れにみんなで身を寄せ合って、長い揺れへの恐怖の時間をすごしました。みんな身体が震えていて、とてつもない大災害がおきてしまったのでは?と思いました。いらぬ心配であって欲しかったけど、実際は戦後最大の大変な大災害となってしまい心が痛みます。


当日、テーブルの上に用意された食べ物や飲み物は床に落ち、オロオロする大人たちをよそにそ〜すけは地震という概念がないので、床に落ちたおこわをむさぼり食べてました。そんな姿に緊張した気持ちも落ち着き全員笑顔を取り戻すことができました。子供が持っている癒しの能力ってすごいなぁ〜って思います。

お邪魔していたお宅は自宅から車で20分くらい。246の信号は停電で切れ、大渋滞。多くの方が歩いて帰宅されている姿を確認し、一緒にそちらのお宅を訪れてた友人は電車が不通になって自宅に帰れない、それぞれの旦那さんも帰宅困難、あるいは夜分遅くなるとの事で、この日はお邪魔させてもらったお宅へお泊りすることになりました。

お隣が旦那様のご実家だったので、義母さまが布団を貸してくださったり、友達が夕飯を準備してくれたり、大変なことが起きた中でも人々のあたたかさを感じ、心もあたたかくなりました。

個人主義な社会になってしまったなと思っていましたが、災害時に人は自然と一致して協力する力を持っているんですね。

被災地の方や暖を取れない方に申し訳なさを感じながら、その日を過ごさせてもらいました。

翌朝は電気も回復していたので、早々に帰宅。夫も車で営業していたので、大渋滞に巻き込まれましたが、勤務先から実家のが近かったので、一時そちらに身を寄せ、深夜に帰宅できました。

幼い頃、仙台市内に住んでいたことがあり、当時祖母が石巻に住んできたので、仙石線もよく利用していました。自分が知っている地域が大変な惨事になっている状況を見て、心が痛むと共に知人たちの安否が心配で一杯になりました。家を失くされた方もいらっしゃたのですが、幸い知人たちは無事だったようです。これからの復興に大変な労力が必要と思われますが、自分ができるところで支援していくことができたらと思っています。

被災地の方々が一日も早く普段の生活を取り戻すことができるように祈りつつ。